高円寺Pundit'
3月5日(木)「『男しか行けない場所』で女としてどうやって生きていくか会議」
3月5日(木)「『男しか行けない場所』で女としてどうやって生きていくか会議」
ベストセラー「母がしんどい」の田房永子さんの最新刊!
『男しか行けない場所に女が行ってきました』刊行記念イベントを開催!!
男たちには、ものすごいたくさんの「射精をするための場所」が用意されている。女性従業員によるサービスがある風俗店の他にも、「自慰をするための店(DVD個室鑑賞)」は街の至るところにある。つまり、自宅やホテルやトイレなどのパーソナルスペース以外での「射精が許されている場所」というのは、無数に存在しているのである。
それなのに、どうして電車内で痴漢行為をする者がいるのか?
性犯罪があるのか?
女たちはそんな男の遊び場の実態を知らされることなく、男たちにはそういうものが必要なんだとだけ説明され、夫や彼氏が行っても「許す」ことだけを要求され、「風俗がなければ性犯罪・性暴力の被害が激増するんだ」という謎の理屈に黙らされている。しかし性犯罪・性暴力の被害はなくなっていないし、被害者も圧倒的に女が多い。これは一体どういうことなのか。
その不可解さ、理不尽さについて徹底的に書き記したエッセイ『男しか行けない場所に女が行ってきました』の著者・田房永子が、女性が運営する女性のためのアダルトグッズショップ「ラブピースクラブ」代表・北原みのりさんと、痴漢などの性犯罪について精力的に取材を続けるライター・編集者の小川たまかさん(プレスラボ取締役/こちらの記事は必読→ https://note.mu/ogawatamaka/n/n209d5eb2807f)をゲストに迎え、男の性欲を中心にまわる社会で、女として立ち続けることについて、語り尽くします!
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<書籍情報>
ベストセラー『母がしんどい』『ママだって、人間』の田房永子の最新刊。
『男しか行けない場所に女が行ってきました』
http://www.eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2319
お宅のダンナ(カレシ)、こんな楽しいことしてますよ…。
羨ましすぎるッ! (怒)
エロ本の取材現場を「女目線」で覗いて気づいた「男社会」の真実。
女として、男の風俗や欲望を見て、それなりに驚いたり、発見があったとしても、本当に思ったことはレポートできない。「こんなことを思ったから、そのまま書きたい」と編集者に言っても「そういうのはいらないです(笑)」と言われてしまう。(中略)男性向けエロ本の中には、「女」についての情報しか書いてないけれど、私にとっては「女」から一番遠い世界だった。(「はじめに」より)
第1章 男しか行けない場所
第2章 男のための場所で誘ってくる男たち
第3章 男しか行けない場所で働く女たち
第4章 エロ本を作る男たちと私
第5章 実は男しか行けない場所
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【出演】田房永子(たぶさ えいこ)
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業後、21歳で漫画家デビュー。25歳よりエロ本で漫画やイラスト、ライター業をはじめる。26歳の時、エロ本の仕事をするなかで女としての葛藤を書いた文章が女性誌に掲載される。29歳の時、その葛藤をまとめた『むだにびっくり』シリーズを自費出版。30歳には活動を女性向け媒体に移す。33歳、はじめての単行本『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を出版。その後『ママだって、人間』(河出書房新社)、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『うちの母ってヘンですか?』(秋田書店)、『男しか行けない場所に女が行ってきました』(イースト・プレス)を刊行。現在はノンフィクションの漫画やコラムを中心に多数連載中。1978年生まれ、東京都出身。
【ゲスト】
北原みのり(ラブピースクラブ代表)
1970年生まれ。1993年津田塾大学国際関係学科卒業。編集アルバイト、フリーライターを経て、96年インターネットHP制作会社をたちあげるる。1997年、日本で初めて、女性だけで経営するセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」を始める。著書に「はちみつバイブレーション」(河出書房新社1998年)・「男はときどきいればいい」(祥伝社1999年)・「フェミの嫌われ方」(新水社2000年)・「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)・「毒婦」(朝日新聞出版)など。http://www.lovepiececlub.com/
小川たまか(ライター/プレスラボ取締役)
1980年生。大学院で江戸文学を研究しつつ、向島で芸者として勤務。卒業後はフリーライターとして活動。2008年から下北沢の編集プロダクション・プレスラボ取締役。
主に教育問題・女性の働き方・江戸文化などを取材、執筆。Yahoo!個人「小川たまかのたまたま生きてる」http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogawatamaka/
OPEN18:30 / START19:30
前売り¥1,800/ 当日¥2,000(共に飲食代別)
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