7年 ago
8019 Views
0 0

2016
4/ 25 (月) 19:00
4月25日(月)闇からのメッセージ–『闇の女たち』刊行記念

Written by
闇の女たち|新|書影帯付

日時
2016年04月25日
19:00 - 22:00

カテゴリー


4月28日に松沢呉一著『闇の女たち』(新潮文庫)が全国の主要書店に並びます。
第一部と第二部を合わせて600ページ近くある大部の文庫です。予価810円。

本書の第一部は、おもに1990年代から2000年代に著者が全国を回って現役の街娼や客引きたちにインタビューをしたもの。人を殺したばかりの客と旅行に行った街娼、逮捕されて最高裁まで闘った街娼、進駐軍の基地内で初めて男を知った男娼、レズビアンの妻とその愛人の女と暮らす男娼など、驚きの話、抱腹絶倒の話、涙がこぼれる話が満載されています。また、地域によって違う街娼のしきたり、警察の取締、料金などが詳細に語られている点でも貴重。

本書の第二部は「日本街娼史」。遊廓、赤線などの「集娼」が主流のこの国で、「散娼」の街娼はどういう存在であったのか。なぜ敗戦後はああも多くのパンパンたちが街に立ったのかを膨大な資料から明らかにする画期的街娼論です。とりわけパンパンについては「やむにやまれず街に立った哀しい女たち」という間違ったイメージを完全に覆し、その実相を明らかにします。それによって売防法の意味をとらえなおし、現在も続くセックスワークに対する誤解、偏見、歪曲の類をあぶり出す内容となっております。

※Ust等の中継はありません。

第一部 『闇の女たち』ができるまで

●街娼にこだわったわけ
●新潮文庫で出ることになった経緯
●街娼取材の難しさ
●収録しなかったインタビュー
●今現在の街娼事情
●台北・萬華の街娼事情
など

【出演】
松沢呉一(エロライター)

【聞き役】
奥野徹男(パンディット店長)
ーーーーーー
第二部 『闇の女たち』とセックスワーク

●日本で街娼が主流にならない事情
●「おっぱい募金」批判に見る道徳派の愚劣
●台北で開催されたセックスワーカー支援団体のワークショップ
●道徳派が都市開発の先兵になっている現実
●非犯罪化を考える
●日本のフェミニストの大半はただの道徳擁護者である
など

【出演】
要友紀子(セックスワーカーとして 働く人たちが安全・健康に働けることを目指して活動するグループSWASH(Sex Work And Sexual Health:スウォッシュ)メンバー)
赤谷まりえ(編集者)
松沢呉一(エロライター)
ーーーーーー
第三部 「AVバッシングに対する現場からの意見」

【出演】
川奈まり子(作家 / 元AV女優)
森林原人(AV男優)
松沢呉一(エロライター)

開場19:00 / 開演19:30
料金:前売完売!当日は¥1200(+1ドリンク)

☆☆当日券に関して☆☆
18:30から、当日券の整理券を配布します。
あらかじめご了承ください。

18:30より店頭で配ります。
整理券配布時間は18:30〜18:50まで、
19:25より、会場の状況を見て、できるだけ全員が入れるように努めますが、会場制現により入れないこともあるので、ご了承ください。
※整理番号の早い順になります。
(立ち見となる可能性もあります)

予約

このイベントは満員です。

Comments are closed.

Menu Title